エンジニア・PMO・PdMを経て辿り着いた、領域に閉じない働き方
エンジニア・PMO・PdMを経て辿り着いた、領域に閉じない働き方

最終更新日: 2026-04-21

エンジニア・PMO・PdMを経て辿り着いた、領域に閉じない働き方

ナイルEMやコンサルを経て独立した塚本さん。大手SaaSのPdMとして活躍し続けるための考え方を伺いました。

目次

裁量権の大きい案件に参画したい方はぜひFindy Freelanceにご登録ください!

ナイル株式会社でEMとして開発組織を率いながら新規事業の立ち上げにも携わり、コンサルティングファームを経て独立された塚本さん。

現在はFindy Freelance経由で参画した大手SaaS企業にて、エンタープライズ対応や性能改善といった難易度の高いミッションをPdMとして牽引しています。

塚本さんが仕事に向き合う上で大切にしているのは、「自身の領域を決めつけず幅広く挑戦すること」、そして「主体的に動き、役割を広げていくこと」です。

本記事では、キャリアを拡張しながら活躍し続けている塚本さんに、現場でバリューを出し続けるための考え方を伺いました。

■プロフィール:塚本祐一郎

新卒でナイル株式会社に入社し、Webメディアや広告配信システムの開発に従事。EMとしてインフラ設計からアプリケーション開発まで一貫して手がけつつ、新規事業の立ち上げにも携わる。

コンサルティングファームでは大手金融機関向けのシステム刷新プロジェクトにPMOとして参画。現在は独立し、Webサービスの開発からプロジェクトマネジメントまで幅広く支援を行っている。

エンジニア・PMOを経て独立。PdMとして挑むSaaSのエンタープライズ対応と性能改善

ーこれまでのキャリアの歩みについて教えてください。

キャリアのスタートは新卒で入社したナイルというベンチャー企業でした。約8年間、一貫してエンジニアリングの軸足を持ちつつ、3年目からは開発責任者としてメディアシステムを統括していました。

ベンチャーという環境もあり、開発だけでなくSEO、マーケティング、採用まで「事業成長に必要なこと」は何でもやりました。 その後より大規模なシステム開発の仕組みや広い世界を知りたいと考え、コンサルティングファームへ転職しました。 そこでは主に公共・金融系のプロジェクトでPMOとして活動し、コードは一切書かずにベンダーコントロールやビジネスサイドとの調整に特化しました。

コンサルで3年弱ほど経験を積んだタイミングで独立し、現在はフリーランスのプロダクトマネージャー(PdM)としてECプラットフォームを展開するSaaS企業に参画しています。

ー現在の案件ではどのような役割を担当しているのでしょうか?

現在の現場では、PdMとして大きく分けて2つのミッションを担っています。

1つ目は特定顧客への最適化をエンタープライズ向けに行っています。大手クライアント独自の要望をどうSaaSの標準機能に落とし込むか、ビジネス要求を咀嚼して開発側と仕様を詰めていく役割です。

もう1つは、ページの表示速度向上やDB負荷の低減といったプロダクト全体の性能改善です。 私自身が手を動かすのではなく、EM時代の経験を活かしてリソースの確保やメンバーのアサインを行い、プロジェクトの完遂に向けた舵取りを担っています。

幅広い挑戦と主体的な行動が役割を広げ、信頼と裁量を勝ち取る

ー今の現場ではかなり活躍されていて、塚本さんのような人を追加で採用したいという話を聞きました。裁量の大きい現場で価値を出すためには何が鍵になっているのでしょうか?

ビジネスサイドと開発サイド、両方の視点を自分の中に持てていることが大きな武器になっていると感じています。

1社目での「エンジニアから事業開発まで」の経験に加え、その後のコンサル経験を通じて「ITの正解は環境によって千差万別である」と肌で理解できたことが大きかったです。開発手法や組織文化、顧客の優先順位など、外の世界にある多様な正解を知ったことで、今の柔軟な対応力が養われました。

またベンチャー時代に「決まっていないなら自分から動く」という環境で培ったマインドも、イレギュラーの多い現在のプロジェクトで非常に役に立っています。

こうした「限定された領域に閉じず、何でも挑戦してみる」というスタンスは、結果としてビジネスと開発を繋ぐ今の力を作ってくれたのだと感じています。自分の役割を決めつけずに幅広く挑戦していくこの姿勢を、今後も大切にしていきたいですね。

ー仕事に向き合う上で、特に大切にしているスタンスはありますか?

「上司や経営層の仕事を奪う」 ことです。

組織において、上司が「誰に任せようか」と悩んでいるタスクや、本当は手放したいと思っている領域を積極的に取りに行く。これを繰り返すと、自然と自分の視座が一段上がり、より良い判断や提案ができるようになるので意識しています。

1社目で3年目に責任者になれたのも、周りのギークなエンジニアとビジネスサイドの間に入って、誰もやりたがらないけれど重要な「調整」や「意思決定」を勝手に拾いに行っていたからだと思います。

これは社内に限らず、クライアントに対しても同じです。求められている役割を完遂した上で、+αの価値を提供できれば、顧客満足度だけでなく事業の成長スピードも最大化できると考えています。

ーフリーランスという立場でも、役割を拡張していくことは可能なのでしょうか?

やり方次第では可能だと思います。大前提として、フリーランスは契約で定められた範囲や納期を遵守しなければなりません。フリーランス保護法などの法整備も進んでいますし、契約の境界線を明確にすることは自分を守る上でも不可欠です。

ただ、その枠内で「プロジェクトの成功のために、ここも提案・対応しましょうか?」と一歩踏み込んで働きかけ、合意を得ていくことは可能です。

「業務委託だから、指示されたこと以外は関知しない」と自ら線を引くのは少しもったいないと感じます。現場の課題を見つけて一緒に解決しようとする姿勢があれば、自ずと信頼が積み上がり、「そこまで決めていいの?」と思うほどの大きな裁量に繋がります。

生成AIなども活用して素早く仕様をキャッチアップすれば、自分の得意領域を軸に、無理なく貢献の幅を広げていけるはずです。

ー案件によっても+αで求められる幅が異なると思いますが、その辺りはどうやって調整しているのでしょうか?

おっしゃる通り、企業によって求められる「+α」の水準は異なります。

例えば、以前ご支援させて頂いた大手金融系のお客様だと関係者が多岐にわたることもあり、現場レベルで大胆な改善提案をするよりも着実な実行支援のほうが喜んでいただけると感じていました。なので現場の空気感や組織のカルチャーに合わせて+αの方向性を調整するように意識しています。

その経験を通じて、+αを幅広く提案できる環境のほうが自分の強みを活かしやすいと感じるようになりました。そのため、参画前にはカルチャーフィットを重視し、「意思決定のプロセス」や「最終的な実行権限の範囲」を具体的に確認するようにしています。

意思決定のあり方は、責任と権限が表裏一体のベンチャーと、合意形成を重んじる大企業とでは大きく異なります。 そのため、自分がどこまで踏み込めるのかを事前に解像度高く把握しておくことが、ミスマッチを防ぐ鍵だと考えています。 その点、裁量と権限のバランスが良いFindy Freelanceの案件は、非常に相性が良いと感じています。

すべての経験を土台に見据える新しい挑戦

ー今後の展望についてお聞かせください。

フリーランスとしての活動を地盤にしつつ、並行して自社ビジネスの展開にも挑戦していきたいと考えています。

大学時代から漠然と「自分で何かやりたい」という思いはあったものの、当時は何をどうすればいいか全く見えていませんでした。その後、エンジニア、EM、コンサルと経験を積んできた中で、スキルというよりは「とりあえずやってみよう」と思えるメンタルが自然と身についた気がしています。

今後もそのスタンスを大切にしながら、自社ビジネス含めいろんなことに挑戦していきたいと考えています。

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【編集部コメント】

現場での技術研鑽からコンサル、そして事業作りへ。塚本さんのように、自身のキャリアを「事業を作るためのピース」として積み上げたい方にとって、裁量権を持って現場を動かせる環境は不可欠です。

Findy Freelanceでは、塚本さんの参画案件のように、エンジニアが主体性を持って意思決定に関わることができる案件を多数取り揃えています。

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