教育への想いを実現するため、フリーランスとして日々邁進するエンジニアのキャリア
教育への想いを実現するため、フリーランスとして日々邁進するエンジニアのキャリア

最終更新日: 2024-05-27

教育への想いを実現するため、フリーランスとして日々邁進するエンジニアのキャリア

テックリードやエンジニアリングマネージャー、CTOなどの経験もありながら現在はフリーランスエンジニアとして活躍されている髙木さんに、どのような想いでフリーランスになったのかや、トレンドのキャッチアップ方法などを中心にお伺いしました。

目次

──ご経歴についてお伺いできますでしょうか?

ネットワークエンジニアからキャリアを開始し、 Webやモバイルアプリケーションを開発。エンジニアとしてだけではなくテックリードとしてチーム生産性の向上やエンジニアリングマネージャー / CTOとして組織作りや人材開発を担当。現在は様々な現場でお手伝いしつつ、チームメンバーが成長する手助けをしています。

教育への想いと上司の言葉を胸にフリーランスに

──フリーランスになった経緯についてお伺いできますでしょうか?

個人的な想いとして、教育に対しての課題感があります。子どもを持つ身になったことを契機に過去の自身の半生を振り返った時に、必ずしも経験する必要があったものだけではなかったという想いがあったり、古い慣習やしきたりからの脱却をどうやったら図れるのかということを考えたりしています。

例えば論文キュレーションサービスで最新の研究結果を紹介しているものがあったりするのですが、今までの常識が覆される知見が多いと感じています。紹介するだけでなく、個人個人がよりキャッチアップしやすい環境を整えていくことを通じて、日本の教育的な価値観をアップデートできないかと考えています。

自身のエンジニアのキャリアの中でも、チームメンバーと1on1などをしていく中で、人の成長が自分の原動力になっていると感じたことも教育に繋がっています。

ただ、正社員として副業でそれに注力していくのは難しいと考え、週4でフリーランスとして収入を得つつ、週1で自分でやりたいことに時間を割いていくという働き方の選択をしようと思いました。

本当にフリーランスとしてやっていけるんだろうか?という不安はありました。そんな時、前職の上司にあたる方の「髙木さんだったら全然できるよ」という後押しの言葉をもらい、この人に言ってもらえるなら、と思いフリーランスに転身できました。

フリーランスになって、自身の夢を追うための仕事にも時間を割けるように

──フリーランスになって良かったことはどんなことでしょうか?

自分で会社を立ち上げ、プロダクトをつくったり、事務仕事をするような余裕ができたことです。生活費を稼ぐための仕事と、自身の夢を追うための仕事があり、後者に時間を割けるようになりました。

春先など季節の変わり目に体調を崩しやすい時に無理せず空いた時間で休むことができるようになりQoLが向上しました。フリーランスとして一定の収入を得られていることで休むという選択を選ぶことができているとも言えます。

──フリーランスになって苦労したことはどんなことでしょうか?

実はあまりないと思っています。フリーランスになる前に様々な働き方を経験したから、ということもありますが、帳簿付けなど事務仕事も今はクラウドサービスなどを活用できるためです。

フリーランスエンジニアとしてのトレンドのキャッチアップ方法

──案件探し・案件受注のコツなどあればお伺いできますでしょうか?

個人的なものとしては、CTOという経歴があることや、フロントエンドでの経験を示せることで企業様に興味を持っていただけているのではと自身では考えています。

一般的な話としては、今求められているニーズを把握した上でそれを持っているということを示せればいいのではと思います。

──色んなニーズの移り変わりがある中での不安とか、トレンドとかは気になるかと思いますがどう考えていますか?

それこそReactも10年前には、「Reactも5年後にはなくなっているのでは?」という言説もあったりしました。 まずは出てきたものをとりあえず触ってみて、どういったものなのか見てみて、肌感としてこれはエンジニアに受けるだろうなということを確かめていく。これは5年後は分からないけど、2年は絶対持つだろうという肌感は得られます。

色んな有志の方が出しているデータを見たりして将来を予測するような視野を持つことも必要です。Thoughtworks Technology RadarやState of JavaScriptのような資料を見て次の年の予想をしています。こういったもので大局観みたいなものが養えるのではと考えています。Thoughtworks Technology Radarは英語かつ大きな資料なので噛み砕くのが結構大変ということもあり、自身の事業の1つとして記事を出したりしています。

髙木さんによるThoughtworks Technology Radarの解説記事はこちら↓

Technology Radar Volume 30 まとめ

最近リリースされたFindy Toolsも見ていて、大きめな企業さんが多く載っている印象ですが、そういった規模感の企業がこういうツールをつかっているということを知れると思います。会社として大きくなれば別のツールへの移行にも結構な労力が必要になります。例えば現在Findy Toolsを開くとSentryの事例が出てきますが(インタビュー当時)、それを受けてSentryは今後3年間は大丈夫だな、と思ったりするわけです。

既にそのツールを導入しているということで過去の知見が溜まってきているはずで、そこから別のものに乗り換えるのは場合によっては経営レベルの意思決定になるのではと思います。となれば少なくとも1〜2年は使い続けるわけで、自身としてもSentryが使えるようになっておくことは良さそうだ、という思考ですね。

そういう意味では、Findy Toolsは過去からの先を見るという視点でも使えるものだと考えています。ある意味、有名企業さんがニーズをさらけ出してくれているわかりやすい事例であると言えますね。

フリーランスとして色々な企業で学びつつ、将来は自社サービスをつくっていきたい

──今後のキャリアプランについて教えて下さい。

フリーランスとして様々な企業での経験を積む中でサービスのつくり方を勉強させていただいています。今度はそれを用いて自社プロダクトをつくっていきたいと考えており、将来的には自社プロダクト側に集中できるようにしていきたいです。

そういった意味では、フリーランスならではの、様々な企業の中に仕事を通じて入っていって開発の進め方やプロダクトグロースの手法を学習できるというのはメリットの1つかと考えています。

必要以上に怖がらず、今あるツールを活用して大局を見る

──フリーランスを目指す人へのアドバイスをお願いいたします。

必要以上に怖がらないことです。デメリットももちろんありますが、例えば経理周りなど経験がないことは大変そうに見えてしまうものもあったりします。また、仕事が本当にあるんだろうかという不安もありましたが、実際やってみたら色々紹介いただけたりして安堵した部分もありました。

エンジニアとしての経験値を伸ばすには今あるツールをどんどん使っていきましょう。大局を見ることによって不安が収まるということもあります。

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