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──ご経歴についてお伺いできますでしょうか?
エンジニアとしてSIer、ソーシャルゲーム開発に携わった後に、フリーランスに転向しました。フリーランスになった当初はAndroidエンジニアからスタートし、Androidエンジニアとして5年、iOSエンジニアとして7年のキャリアがあります。企業様サービス、自身のアプリで累計30本ほどリリースし、収益化などあり法人化をしました。現在Flutterを学ぶためフリーランスとして活動中です。
ネイティブアプリ開発に注力するためフリーランスに
──フリーランスになった経緯についてお伺いできますでしょうか?
自身がフリーランスになった当時、自身が会社員として所属していた企業含め、まだまだ世の中的にはソーシャルゲーム全盛期で、今後伸びていくと思ったiOS/Androidのアプリ領域に携わりたいと考えたがすぐすぐ希望を叶えることはできず、より自身のやりたいことに時間を使えるようにしたいと思いフリーランス転向の道を選びました。
──ネイティブアプリに携わるエンジニアのキャリアとして、iOS・Androidのどちらかに特化・もしくは両方できるようにするなどいくつか選択肢がありますが、当時フリーランスになるにあたってどう考えていましたか?
フリーランスになった10年ほど前のタイミングでは、iOS/Androidはまだクローズドなイメージで、AndroidはJavaで作られておりJavaのバックエンド経験者が興味を持ちがちで、iOSも当時はObjective-Cが主流でそこだけにしか使わない言語だったため、iOSにモチベーションが高いエンジニアが多くはありませんでした。
そういった経緯もあり、Javaなど知っていたため最初はAndroidから入りましたが、日本でのシェアがAndroidよりiOSの方が多かったこともあり途中でiOSに転向しました。iOSだけでやっていく不安もあったため、アプリをつくりながらバックエンドの設計もしていたりなど会社員時代も含めて広くキャッチアップしていました。
自身の経験や身につけた技術をすぐ仕事を通じて還元できる
──フリーランスになって良かったことはどんなことでしょうか?
自分が経験したことや、身につけた技術をすぐに仕事を通じて還元できることの良さです。会社員だとある仕事に従事してて、次はこんなことをやりたいと思ってもすぐにできるとは限りませんが、フリーランスだとすぐ環境を変えてチャレンジすることもできたりします。
──フリーランスになって苦労したことはどんなことでしょうか?
企業から仕事をもらって収入を得ていく、という立場のため、時期的に企業側にポジションがなかったりすることで、仕事がない期間が発生することとその不安がありました。 上記のリスクヘッジのために、稼働日数多く働く、単価を上げるなど試みるのが良いと考えています。
アウトプットが呼び込むフリーランス案件
──案件探し・案件受注のコツなどあればお伺いできますでしょうか?
アウトプットを心がけることです。会社員であれば有名なスタートアップやベンチャー企業での活躍やエンジニアブログなど露出の機会があるが、フリーランスはよほどスターエンジニアのような有名な方でないと、メディアに載る機会はなかなかないためです。
ブログでの発信やOSS活動でのアウトプットでスターをもらうなどしており、そうするとGitHub経由で仕事の依頼が来ることもあったりしました。そういったアウトプットを自身でやっていかないと、エージェント頼みだけでは難しい部分もあるのではと考えています。
(Findy Freelanceでも、フリーランスエンジニアのみなさんのアウトプットの可視化やメディア掲載での露出機会の増加など、貢献していければと思っております!)
いち開発要員としての価値貢献だけでなく、マネジメントニーズにも応えていく
──今後のキャリアプランについて教えて下さい。
フリーランスの中である企業で、参画当時はいちエンジニアとして入ったがその後テックリードとしてやってくれないかという声をもらい、自身が業務委託の立場でありつつも新しい業務委託メンバーとの面談をするという機会がありました。
フリーランスはいち開発要員というイメージがあり、自身としてもギークを目指したいと考えていましたが、開発現場のニーズとしては組織を回せる、人を見れる人が欲しいということを感じています。
元々は50代、60代になってもコードを書いていくようなキャリアを考えていましたが、マネジメントをやりつつコードもかける人間としてのキャリアパスがニーズに合っており今後も生き残れるのではと考えています。
好きな技術だけに特化するのではなく、人がやりたがらないこともできた方がフリーランスとしての価値が上がる
──フリーランスを目指す人へのアドバイスをお願いいたします。
特定の技術だけに特化するのではなく、幅広いスキルを身につけることが大切です。例えばFlutterが好きだからFlutterに特化していって仕事を取っていったとして、一定それでも生きていけますが、企業から仕事をもらってお金を稼ぐという形態なので、時代や情勢に合わせて仕事を取れなくなっていった際にそれしかできないと困ると考えています。
フリーランスという立場を活かして色々挑戦してみて、できることの幅を広げていくのが長くやっていける秘訣です。自身でいえば、元々Flash等に触れていたこともあり、デザインツールを使ってアニメーションを起こした経験があったりとかするので、コードを書く以外の経験が色々あることは自分を売り込むポイントになるので良いと思います。
若い時にそういった知識・経験を身につけておいたほうが、年を重ねた時に仕事の幅が広がります。
受託した案件に取り組むだけでなく、稼動を一定抑えて自身のプロダクトをやったりするなどして、メインはモバイルアプリだがバックエンドの知識が身についたりなど、得意な分野以外の経験も積むことができるなど良いのではと思います。

